中学受験のために塾へいった方がいいのか?
こんばんは。
さて、上の子どもが小学3年生になったので、
中学受験の準備を始めようと思います。
何から始めたらいいのか、ググってみたけど、
「塾通いは必須」みたいなサイトばかり。
中学受験に合格するには塾は必要なのか?
自分の経験をふまえて、考えてみました。
ぼくは3年間塾に通って(小学4年生~6年生)
地元の進学校に合格しました。そのときは、
週3日~4日通ってて、1日1時間半で
1科目を習っていた。
月曜は算数、水曜は隔週で社会と理科、金曜は国語だったと思う。あと、1日1時間半だけど、半分は授業で、残りの時間はテストでした。
宿題を大量に出されて、次の週までにやってこないと怒られるか、親にチクられるので、恐怖心にかられてやってた記憶があります。
毎週のテストも上位5人が名前を張り出されて、
毎月末には成績の順位表が配られるシステムだったので、成績が悪い月は憂うつでした。
「負のインセンティブ」のおかげで中学受験は
のりきれたけど、「勉強はガマンしてやるもの」という感覚が身についてしまいました。
その後「本当の勉強の面白さ」を知ったのは、
予備校で恩師に出会ったときです。
塾には「強制して勉強させる」面がありますが、
そこが強すぎると志望校に合格しても勉強嫌いになるリスクがあります。
学歴の価値が落ちていて、一方で技術やスキルを自分で修得していかないとだめな時代には、「勉強嫌い」になると本末転倒なので、親がコントロールしてあげる必要があります。
なので、合格者をうみだしていても「勉強嫌い」も一緒につくりだす塾には行かない方がいいかな、と思います。
反対に「本当の勉強の面白さ」を教えたうえで、
中学受験対策をするような塾なら、成績もあがるし、その後の人生にもスゴくプラスになるはずです。
なかなか、小学生で自分のペースで勉強できる子どもは少ないので、塾にいった方がいいと思いますが、志望校に合格することだけが目標の塾だと将来的にしんどくなると思います。