40代プログラミング未経験から独学してみる

40歳未経験者がPythonプログラミングの勉強をメインに、読書や京都のことを書いていく。

『エンジニアの知的生産術(西尾泰和著)』を読んでいます。

こんにちは。


『エンジニアの知的生産術』には、
勉強する上で指針となる事項が、
たくさん書いてあります。

内容が濃すぎるので、今日は
『第1章 新しいことを学ぶには』の
『学びのサイクル』をまとめました。


学びのサイクルは

「情報収集」
「モデル化・抽象化」
「実践・検証」

で構成されていて、これを回していくことで、
学んでいけます。

まず、情報収集は『箱を集めるイメージ』
として例えられています。

箱が平たく並んでいて、
積み上がっていない状態です。

受験勉強に例えると、
英単語、数学や物理の公式などを
丸暗記した段階です。

これでは英語の長文問題や
数学の応用問題には対応できません。
模擬テストでもほとんど点数が取れない。

この段階で学びが止まっていては
成果が出ない。


次にモデル化・抽象化は、
『箱を積み上げていくイメージ』として
例えられています。

本書には
『土台なしに空中に箱を置こうとしても、
下に落ちてしまいます。抽象的な概念だけを
学ぼうとしても、ただ情報を丸覚えしただけに
なってしまうわけです。箱が落ちてしまった人は、
その概念を具体的に掘り下げることができません。』

だから、数学で、抽象的な定義とかを
理解するときに具体的な数値を代入したり、
具体化して理解しようとしたのか。

実践・検証について
『この試行錯誤の過程はあまり他人には見せませんが、少なくとも私は公開している成功事例の何倍も試行錯誤をしています』とあります。

試行錯誤は他の人には見えにくいですが、
すごい重要です。