40代プログラミング未経験から独学してみる

40歳未経験者がPythonプログラミングの勉強をメインに、読書や京都のことを書いていく。

『失敗が教えてくれること~誰も完璧じゃない~(竹内薫著)』を読んで考えたこと。

こんばんは。

『失敗が教えてくれること(竹内薫著)』
を読みました。

副題に『誰も完璧じゃない』とあります。

本書の出だしにある成功者の大失敗が笑えます。

嘲笑するのではなくて
「失敗しても大丈夫なんだ」
と思えるからです。

本書の最初のページに成功者の
失敗が紹介されてます。

ウォルト・ディズニー
「働いていた新聞社をクビになり、
 その後起業するも倒産。

 しかし、アニメーションの仕事で
 一躍有名になり、数多くの
 アカデミー賞を受賞した。」

すごい成功した人の経歴にあり得る失敗かな、
と思います。

ヘンリー・フォード
「最初に自宅の納屋で作った自動車の試作品は、
 サイズが大きすぎて納屋から出せないという
 ウソのような失敗作だった
 (結局、納屋を壊して外に出した。)」

その後の成功からすると考えにくいけど、
夢中になる性格だったのではないかと思います。

失敗に対する考え方として、
日本だと「よくないもの」
「できるだけ避ける方がいい」
のような価値観があり、
ネガティブなイメージを持ちます。

学校教育も減点方式なので、そうなります。
そもそも学校教育の出発点が
「工業化社会に適した人材をうみだす」
ことだったので、仕方ないのかな、
と思います。

この失敗に対するネガティブな意識は、
無意識に染み付いてます。

意識されないと
「これがうまくいかない原因だった」
と認識するのは難しくなります。

この「失敗を避ける」による悪影響はすごい。