『NEWTYPE ニュータイプの時代』(山口周著)を読んで考えたこと。(その1)
こんばんは。
さて、『NEWTYPE ニュータイプの時代』(山口周著)を読みました。
いま、仕事をしていてモヤモヤするのはなぜか、理由がすごく理解できました。
また、これから求められる人材要件(=ニュータイプ)とは何かがわかり、
行動指針をたてるうえで参考になりました。
本書の内容は濃いので、少しずつ書いていきたいと思います。
メガトレンド3 クソ仕事の蔓延
「モノの過剰化」と「問題の希少化」というメガトレンドの掛け合わせはまた、人類がかつて経験したことのない未曽有の状況を生み出すことになります。それは「意味のない仕事=クソ仕事の蔓延」という事態です。
これまでの仕事は、モノをつくったり、問題解決すること、でした。
でも、現代は「モノが過剰」にあって「問題も希少化」してます。
では、仕事時間は減りそうなものですが、ぜんぜん変わっていない、
どころか増えている(ケインズさんは1930年に「100年後には週に15時間働けば十分に生きていける時代がやってくる」と予測していたそうですが・・)!
ではその結果どうなったのか。「意味のないクソ仕事が蔓延」です。
毎朝、ゾンビ化たサラリーマンがいっぱいいる理由がわかりました。
それではどうすればいいのか。
仕事に「意味を見出す」ことが重要になってきます。
成功事例として、格安航空会社のピーチがあげられてます。
競争の激しい業界にあって「唯一の勝ち組」といわれているのはなぜか。
それは仕事の意味を「戦争をなくすこと」においているそうです。
本書P89
井上社長は次のように説明してくれました。
「過去には日本とアジアの国々のあいだで不幸な出来事がありましたね。
ああいうことを二度と起こさないために、友達がいろんな国にいるという状態にしたいんです。
こんな仕事の意味があればモチベーションは上がるのではないかと思います。
この「意味」を見出すには、どうすればいいのか。
構想力が必要であり、それにはリベラルアーツを学ぶのが有効のようです。
まだ、具体的にどうすればいいのか、読み進めていきたいです。