なぜ、技術専門書を読むのに時間がかかるのか?
こんにちは。
「深層学習」「データサイエンス」「ブロック・チェーン」「量子コンピュータ」「5G」「AR」などなど、新技術がたくさんでています。
わかりやすく書かれている本は多数見かけます。
例えば、量子コンピュータだったら、量子が擬人化されて動き回ったり、ブロック・チェーンだとチェーンが次々に連なっていったり。
でも、簡単な本はあくまでもイメージだけなので、
本当に理解しようとすると専門書を読む必要があります。
専門書を読むとすぐに専門用語に出くわします。
前後の文脈から単語の意味を推測しようとしますが、
さらにわからない専門用語がでてきます。
Google検索を駆使して単語の意味を理解しますが、専門用語に馴染みがないので、一行読むのでヘトヘトになります。また、専門書は分厚いので「読み終わるまでに何十年かかるねん!」と諦めモード。
そこで、不真面目な読み方ですが、とにかくわかろうが、わかるまいが一行ずつ目を通すようにしました。
当然、一読しただけでは理解もできず、内容もほとんど覚えていません。
「じゃあ、やる意味ないな」
と思いますが、ここで飽きずにもう一読いきます。
ここまでで2回、目を通したことになります。
これを1ヶ月間、1日3回、目を通すことを続けると、いつの間にか専門用語に馴染んでいて、理解が進んでいることに気づきます。
この状態から、例えばコード事例等の「写経」やマインドマップの作成をすると効果的です。
たぶん、やりはじめて一週間もすればあきらめてしまうと思いますが。