40代プログラミング未経験から独学してみる

40歳未経験者がPythonプログラミングの勉強をメインに、読書や京都のことを書いていく。

難解な本の取り組み方

こんばんは。

これまで難解な本に取り組もうとして、
何度も挫折してきました。

例えば「コンピュータの数学」。
分厚くて重たくて威圧感のある本ですが、
中を見ると「Σ」「lim」「Γ」をはじめとして
数式が多数書いてあります。

「Σ」も高校数学で習うような、
単純なものではなく、格段に複雑なものです。

こういう本を読み通すには、
どうすればいいのか、
いろいろ試行錯誤してきました。

「最初から完璧に理解していけばいい」

と、考えて1頁目から積み上げるように読んで、
分からないところがあれば、もう一度、
最初に戻って読み直す方法をやってみましたが、
すぐに挫折しました。

分からないところがありすぎて、
1ヶ月たってもぜんぜん進まずに
イヤになってやめました。

次は、「知識量が不足しているから読めない」

だろうと、考えて他の参考書にあたってみましたが、「コンピュータの数学」はレベルが違いすぎて、ほとんど参考になるものは見あたりません。

仕方がないので、「同じ本を繰り返し読む」方法で今はあたっています。

今のところ、挫折はせずに継続できています。

一番、読む際に役に立ったのは「一読しただけでは理解できない。ただ、何度も繰り返し読んでいるといつの間にか、理解できている」と考え方を改めたことです。

「理解できた」と感覚的に思えるのは、
何回も読んでいるうちに、何となく
書いてあることを思い浮かべられるよう
になって「あー、あれか」というふうにつながって、腑に落ちた感じになります。

意味はわからないまま、本を読んだり、
内容を書き写したり、とにかく継続して
触れていると、いつの間にか、
身に付いたり、理解できています。

ただし、ここに至るまでにはかなりの時間が
かかりますが、そんなことは考えずに、
とにかく触れている時間を費やします。

「1日勉強したけど何も頭に残ってない」
となるとムダに時間を使ったと、以前なら
ネガティブに陥ってましたが、今では
考え方を改めると焦りがなくなりました。

この考え方でもって、難解な本にも
臆せず取り組めるようになりました。