40代プログラミング未経験から独学してみる

40歳未経験者がPythonプログラミングの勉強をメインに、読書や京都のことを書いていく。

『ダークホース』を読んでいる。

こんばんは。

読書の秋というくらいなので、気候的には

すごしやすくなって、本がよく読める。

今日は雨なので、どこにも行けないから、

家でずっと本を読んでいた。

最近はもっぱらコンピュータ関連の専門書を読むことが多かったけど、たまには自己啓発とか、ビジネス書を読むのも、モチベーション向上には、必要だと思ったので、『ダークホース』を再読している。

世間的には、40代になると、社内評価は固まってもう出世するしないは決まってるとか、転職も厳しいとか、体力的に落ちるとか、ネガティブな意見が多くて、いやになるが、この本はそんな「世間の常識」を覆してくれる。

自分の中の小さなモチベーション(充足感)を大事にして、方向を定めて進んでいけば、うまくいく、という内容。世間的にはぜんぜん評価されなくても、いつの間にか、ずば抜けた存在になる。例えば、ずっと宇宙や星をみるのが好きだけど、数学とか、学校の勉強が苦手だったので、大学には行かず、働いていたけど、自宅の屋根で、望遠鏡を開発して、新たな星を発見した人とか、有名なロックバンドの音楽機材の調整をするエンジニア、40過ぎてから大学に行って、ジュリアードの教授になった人とか、紹介されている。

著者も含めて、世間的に「成功までのルート」と思われている道のりをたどっていないのが面白い。名だたる有名大学出身でもないし、世界的大企業で働いていた、ということもない。ただ、自分の好きな道をたどって来たら、たどり着いた、という人。

自分には、世間的な「成功」というものを追い求める気力もやる気もなかったので、今もないし、自分はおかしいのかな、と思った時期もあったが、この本をよんだらスッキリした。明日からも、本業には関係なく、興味のある分野の勉強にはげんでいこうと考えると、ウキウキしてくる。