40代プログラミング未経験から独学してみる

40歳未経験者がPythonプログラミングの勉強をメインに、読書や京都のことを書いていく。

『計算できるもの、計算できないもの』

こんにちは。

不思議なタイトルだったので、
買ってみました。

『マスターアルゴリズム』にしようか、
30分間くらい本棚の前で悩んでいましたが、
面白そうだったのでこっちにしました。

主な内容は、

・計算機による計算とは何か
・計算できるものと計算できないものの
 境目はどこなののか

などを明らかにする計算理論について、
書かれていています。この辺は計算機科学
においてもっとも基本的かつ重要なものです。

本書では、計算理論に必要な概念の説明や
証明にはPythonプログラムが利用されていて、
理解しやすいようにしてあります。

計算可能問題と計算不能問題、
扱いやすい問題と扱いにくい問題、
文章では簡単に表現できても計算機には
解けない重要な問題が多くある、
効率よく解ける問題と解けない問題があること
チューリングマシン、有限オートマトン
万能計算、非決定性、NP完全性などの
分野について、書かれていてます。

あと、計算理論のアラン・チューリング
リチャード・カープの論文など、
参考にしてあります。

内容は盛りだくさんなので、少しずつ
読みすすめています。