40代プログラミング未経験から独学してみる

40歳未経験者がPythonプログラミングの勉強をメインに、読書や京都のことを書いていく。

苦手なことや気の進まないことを継続する方法

こんにちは。

Pythonやプログラミングの勉強をしていると、
楽しいと思えることもあれば、苦手だな、
嫌だなと感じるものもあります。

例えば『デザインパターン』を理解しようと
して、何度も読み返したり、図かき写して
みたり、試行錯誤しているところですが、
まだ腑に落ちない感じがあります。

そうなると、誰からも強制されないで、
独学しているので、知らないうちに、
避けがちになってしまいます。

ただ、避けていてはいつまでも身につかない
ままなので、どうしたらいいのか『独学大全』を
パラパラめくっていたところ、参考になるページがありました。

以下、『独学大全』P131からの抜粋です。

「苦手な科目や作業について、ほんの少しだけ取り組むこと(例えば英単語を2個見る、問題を一問だけ解くなど)を、一時間ごとに(あるいは最初は10分ごとに)数回繰り返してみよう。」

「なかなかとりかかれなかたもの、ついつい後回しにしがちな作業など、この方法で急速に習慣化することが可能である。」

なので、『デザインパターン』の読み方について、
とりあえず、1日10分間の時間をとって、ページをパラパラめくるだけでもよし、とするようにしました。今のところ、習慣化はできましたが、理解するまでは至ってないです。

アウトプットの前にインプットが重要

こんにちは。

プログラミングの勉強方法として、
「インプットよりもアウトプットが重要」
と書いてあるネット記事等がたくさんあります。

確かに、インプットだけでは、ただの勉強に
なってしまうので、実践的ではないのかな、
と思います。

基本的なところを勉強したくらいでは、
問題を見てもどんなコードを書けばいいのか、
皆目見当がつきませんでした。

受験勉強と同じように勉強して、
挫折する人がたくさんいる

何も頭に入ってなければ思いつきようがないのは、
すごく当たり前の話なんですが、
経験がない分野だと、この道何十年の人が
書いていたりすると信用しがちです。

今のところ、Pythonクックブックなど
に出てくるコードを片っ端から自分で書けるまで
訓練しています。

この方法が正しいのか、分かりませんが、
少なくともプログラミング課題を見て、
思考回路が動き出すようにはなりました。

勉強は原典にあたると時間はかかるけど楽しい。

こんにちは。

将来、今の仕事に不安を感じる人が増えたから
なのか、ネットでプログラミングスクールの
広告を目にすることが増えた。

プログラミングスキルを身につけて
稼ぎにつなげる、といううたい文句のCM
が頻繁に流れる。

ぼくも今やっている本業では汎用的なスキルが
身につかない、固有の組織でしか役に立たない
スキルしか自分にはないことに焦りを感じて、
比較的独学で何とかなりそうな、プログラミング
に興味を持って、Pythonの勉強を始めた。

去年からプログラミングの勉強を続けてきて、
「こんなに複雑で難解で奥深いのか」
と感じている。

プログラミングスクールの広告では
「初心者から3ヶ月で大丈夫」
「講師の丁寧な説明でよくわかる」
等と書いてあるけど、表層的な知識で
他と似たようなWebページを作成する
くらいなら、確かにそうなんだろ。

3ヶ月もあれば可能だろうけど、
誰でもやれることだから、すぐに飽和状態になる
だろうな、と思う。

なので、自分はもっと深い知識まで
勉強しておこうと考えた。

オブジェクト指向とはなにか、
計算できるできないの違い、
OSやCPUの仕組み、アルゴリズム等。

教科書としては、『アルゴリズムイントロダクション』『Gof本』『計算機プログラムの構造と解釈』『Pythonクックブック』『Python実践入門』『コンピュータの数学』『Pythonプロフェッショナルプログラミング』等、原点的な本に取り組んでいる。

難しすぎる本にあたると挫折するというけど、
今のところ、一年半継続している。

ただ、一日の勉強時間は1時間から5時間なので、
進捗はとてもゆっくりしている。いつスキルが身につくのかな、と思うけど、原典にあたることでもっと本質的なところでスキルが上がっていると考えている。

サラリーマンが勉強を続けるコツ

こんばんは。

勉強を継続するコツについて、
気がついたことがあります。

去年からプログラミングの勉強を
始めていますが、今のところ、
継続できています。

本業があり、毎日使える時間は少ないので、
受験勉強のときみたいに、1日3時間も4時間も
連続して時間が確保することはできません。

通勤時間や休憩時間などの細切れ時間を
かき集めて、増やしていくしかありません。

「今日は◯ページから◯ページまで仕上げる」
とか、定量的な目標を立ててもすぐに挫折します。

なので、少しでも時間が空いたら、
手元に置いてある教科書をパラパラめくって
目を通すようにしています。

パラパラめくるだけでも1日数分間でも
積み重なれば、一年間続けた結果、
かなり頭に残っています。

受験勉強のときみたいに、ガッツリ机に向かって
やるというより、ながら勉強位のイメージの方が
長続きするので、結果的に頭に残ります。

興味のあることを勉強する。

こんばんは。

仕事からの帰宅後、晩ごはん、
お風呂等々をこなしてから、
寝るまでの時間を勉強にあてています。

最近だと午後9時から12時までの3時間を
確保しています。

基本的にはプログラミング関連の本を
読んでいますが『コンピュータの数学』や
線型代数とかにも取り組んでいます。

もともと何かスキルを身につけるために
勉強しよう、と考えて始めましたが、
今は興味の赴くままやっている感じです。

あまりに目標に固執して意気込み過ぎると
しんどいかったし、だんだん勉強するのが
億劫になったので、そういう考えはやめました。

あと、早く身につけようとして焦ると
理解が浅くてもいいから、記憶しよう
としてしまって、理解できない項目が
増えすぎて、やる気が下がるので、
かえって効率が悪くなることがありました。

ざーっと10ページ位を流し読みして、
分かりにくいところは紙に書き写して
考えてみる、というのを何日間か繰返すうちに、
最初は見慣れなかった専門用語に
だんだん馴染みが出てきて、そのうち
内容も理解できる、腑に落ちるところまで
至るようになりました。

こうやって、分からなかったことが
分かるようになる感覚はかなり
幸福感が上がります。

今の本業とはまったくかけ離れた内容だけど
理解できたり身についたときの感覚は
楽しいです。

例えばスターリング数というのがあって、
第一種と第二種はこう違っていて、
とか自分で説明できるようになっても
仕事には無関係です。

たぶん、職場で話しても共感は
得られないと思います。

ただ、歩いているときなど、ふとした時に
思い出して、分からなかったことが
一気に理解できる、風景が見えるような
感覚になるのは爽快なので、
気分転換にはなるかな、と思います。

「一生勉強」だから焦らなくていいと思う。

こんばんは。

プログラミングの勉強を始めたはずなのに、
気はがつけば、SQLとか、デザインパターン
アルゴリズムなど、対象範囲が広がり過ぎた。

一点集中して、狭い分野の比較的簡単で
薄い本を繰返し読んだ方が、
絶対に上達は早いし、精神的にも
進歩している感覚があって、楽だと思うけど
自分の性格上、原典とかに当たりたくなる。

だいたい、原典とかバイブルとか言われる本は、
分厚くて内容も難解なものが多い。

アルゴリズムならクヌース本や
アルゴリズム・イントロダクション」が
該当する。

理解して身につけるまで、かなりの時間が
かかると思うけど、マスターしたら、
実力的に相当ランクアップするだろうな、
とワクワクしながら読み進めている。

ただ、進み方は圧倒的に遅いから、
読了するまでは年単位で考えていた方が
いいかもしれない。

大学生の頃は、変な締め切り意識が、
邪魔していて、就職までにマスターしないと
いけない、みたいなよくわからない
プレッシャーからぜんぜん進捗しなかった。

ただ今にして思えば、一生勉強は、続けて
いくものなので、二十歳そこそこなら、
ぜんぜん焦る必要はなかったのにな、
と感じる。

「一生勉強」なので、一年二年なんかあっと
いう間だから、分厚い本を読むのに、いくら
時間がかかろうと気にしなくなった。

そうしたら大学生の頃よりも焦りがなくなって、
理解が進むようになった気がする。

「好きなことを仕事にする」は難しく感じる。

こんばんは。

「好きなことを仕事にすればうまくいく」
みたいな話をよく聞きます。

確かに好きなことであれば
時間をいくら使っても飽きないだろうし、
自然と時間をかけるから上達も早いだろう。

プロスポーツ選手とか、『情熱大陸』で
取材されるような人たちはそうなんだろう。

残念ながら、自分には当てはまって
いないようだ。

そこまで打ち込めるようなものに出会って
いないし、「これは面白いかな」と思える
ようなものに出会っても、やってたら
飽きてくる。

なので、今のところ、やっている本業は、
「やったら面白いかな」位の漠然とした
感じではじめたので、好きなことではない。

本業はしんどいときには、辞めたいな、
と思うことが多々あったけど、
すごくたまにだけど、やってて良かったかな、
と思えるようなこともあった。

やってて飽きなくて楽しいこと、
に出会えればすごい幸運なことだと
思うし、実際にそんな人はいるようだ。

ただ、それほど恵まれる人はまれで、
めったにいないのかな、と感じる。

なので「好きなことを仕事にする」は
かなり可能性は低いと思っていた方が
気分的には楽だと思う。