40代プログラミング未経験から独学してみる

40歳未経験者がPythonプログラミングの勉強をメインに、読書や京都のことを書いていく。

大学数学の勉強方法(メモ)

大学入学後に習うのは微分積分線型代数

微積の方は、計算問題が主体だったので、受験勉強の延長で対応できたけど、線型代数については理解するのに苦しんだ記憶がある。

線型空間写像、群、環、体など、定義が抽象的で、定理の証明も順を追って一行ずつ丁寧に読んでもスッキリわかった気がしない。

単位は取れて卒業できたけど、苦手意識がついていた。その後、抽象的な内容のものについて、どうしたら分かるようになるのか、気になっていた。大学卒業してから、色々な本を読み漁っていたら、何となくこうしたら良かったのかな、というのがぼんやりわかってきた。また、あるYouTubeで、大学の数学科を卒業された方の解説や体験談をやっていた。そこでは、数学科の人がどうやって、例えば、ある定理を証明する場合に解こうとしするのか、解説されていた。それは、関連する定義や定理がスラスラそらんじられて、その定理を証明するときに、組み合わせることができる、とのことであった。これにはかなり驚いた。それまで、数学が得意な人というのは、暗記とは縁のない人で、ひらめきをたよりに問題を解いているものだと思っていたから。実際には、そうではなくて、主要な定理など、頭に入っているところがスタートだった。あとは、手を動かして書くことが大事とのこと。いまだに授業で黒板の字を書き写すことをやっていて、非効率だと思っていたが、これも定理など抽象的な項目を理解するには重要なことだったようだ。